人事とは
人事と聞くと、採用担当を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、人事の仕事は採用だけではありません。人材の育成、配置、キャリア形成支援、ダイバーシティ推進、組織づくりなどを通じて、社員一人ひとりが能力を発揮できる環境をつくることも人事の重要な役割です。
NTT東日本では、通信インフラを支える事業をはじめ、クラウドやDX、地域共創など幅広い領域で事業を展開しています。その中で人事は、多様な人材が成長し、活躍できる組織をつくることで、事業の持続的な成長やNTT東日本グループのパーパス実現を支えています。
人と向き合う仕事でありながら、組織や事業、そして社会の未来にも関わる。それがNTT東日本の人事です。このページでは、人事が担う幅広い仕事を紹介します。
人事の仕事
未来を担う人材と出会う採用業務
人事の仕事として最もイメージされやすいのが採用です。しかし、人事にとって採用は単に人を集めることではありません。
NTT東日本では、通信インフラの維持・発展だけでなく、地域の課題解決やデジタル化支援など幅広い事業に取り組んでいます。そのため人事は、現在の採用ニーズだけでなく、数年先、さらにその先の事業成長も見据えながら、人材との出会いを創出しています。採用広報やインターンシップ、選考などを通じて、学生の皆さんに会社や仕事を知っていただくとともに、一人ひとりの価値観や将来の志向にも丁寧に向き合います。
また、進路や人生の選択に向き合う学生の皆さんに対して、正確な情報を届けることも大切な役割です。事業の未来と、一人ひとりの人生。その両方に責任を持ちながら向き合うことが、人事の大きな特徴です。
人事は人生の選択や、成長の最初のきっかけをつくる立場でもあります。だからこそ、目の前の採用活動だけでなく、その人の未来や組織の未来まで見据えることが求められます。
人材の成長を支える育成業務
人事の役割は、入社まででは終わりません。入社後に社員一人ひとりが成長し、自らの力を発揮できるよう支援することも重要な仕事です。NTT東日本では、採用と育成を一連の流れとして捉え、採用段階から入社後の成長までを見据えながら、人材育成やキャリア形成を支援しています。
人事のやりがいのひとつは、人の成長を長い時間軸で見届けられることです。採用活動で出会った学生が入社し、数年後には第一線で活躍したり、大きなプロジェクトを担う存在へ成長したりする姿を目にすることがあります。また、育成施策やキャリア支援を通じて関わった社員が、新しい役割に挑戦し、自身の可能性を広げていく場面に立ち会うこともあります。
人事がお客さまに直接サービスを提供する機会は多くありません。しかし、人の成長を支えた先で新しい価値が生まれ、地域社会への貢献につながります。社員の成長と事業の成長のつながりを実感できることは、人事ならではの魅力です。
組織の力を最大化する企画業務
人事は個人だけではなく、組織全体とも向き合います。
たとえば、人材配置や組織支援、人事制度の企画・運用、ダイバーシティ推進、HRテック活用などを通じて、社員一人ひとりが活躍できる組織づくりに取り組んでいます。実際にNTT東日本の人事領域には、組織支援、ダイバーシティ推進、人事制度、HR Techなどの機能があります。
また、人事の仕事は制度を運用するだけではありません。事業環境や働き方の変化に合わせて組織をアップデートし続けることも求められます。経験や勘だけではなく、データやテクノロジーも活用しながら、一人ひとりの成長や活躍を支援する仕組みづくりを進めています。
人事は、人を管理する仕事ではありません。人と組織の可能性を引き出す仕事です。その成果はすぐに見えるものばかりではありませんが、社員の挑戦や成長、組織文化の変化となって表れ、最終的には事業の成長や社会への価値提供につながっていきます。
仕事に生かせる知識と力
人への理解、相手に向かき合い続ける姿勢
人事の仕事では、多くの人との対話が欠かせません。学生、若手社員、管理者、経営層など、立場や考え方の異なる人と関わりながら、それぞれの声に耳を傾ける必要があります。
大切なのは、話すことが得意であること以上に、相手を理解しようとする姿勢です。採用活動では学生の皆さんの想いや価値観に向き合い、育成やキャリア支援では社員一人ひとりの成長や挑戦を支えます。時には組織や事業の観点から難しい判断が求められることもありますが、その前提には必ず「人への理解」があります。相手の話を丁寧に聞き、何を大切にしているのかを考えながら、必要な支援や働きかけにつなげていくことが求められます。
一人ひとり異なる考えや経験を持つからこそ、相手の立場や背景を想像しながら対話することが重要です。自分の考えを一方的に伝えるのではなく、相手との対話を重ね、互いの認識を確かめながら進める姿勢も欠かせません。人が好きという気持ちだけではなく、人と誠実に向き合い続けられる姿勢が、人事で活躍するための大切な資質の一つです。
人事は、採用や育成、人材配置、人事制度の企画・運用などを通じて、人と組織の可能性を引き出す仕事です。目の前の一人ひとりと向き合いながら、その成長や挑戦を支え、組織全体の力を高めていきます。
NTT東日本の人事は、3万人を超える社員や多様な事業・職種を支える立場として、人材と組織の面から事業の成長や地域社会への価値提供を支えています。人と向き合うだけではなく、事業や組織の未来を考え、新しい仕組みや環境づくりにも挑戦できることが大きな特徴です。
学生の皆さんも、部活動やゼミ、アルバイトなどで、人の成長を支えたり、チームをより良くするために行動した経験があるのではないでしょうか。そうした経験を振り返りながら、「人や組織の可能性を引き出すことで社会に貢献したい」という想いがある方は、人事という仕事にさらに興味を持てるかもしれません。