Interview

社員の1日紹介・仕事内容・キャリア・働き方

経理・財務

経理・財務とは

「経理・財務」と聞くと、伝票処理や決算など、お金を正確に管理する仕事を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、会計決算、税務、資金管理、予実管理は重要な役割です。しかし、経理・財務の仕事は、起きた出来事を数字として記録するだけではありません。会社の状況を数字から読み解き、事業や経営の判断を支える仕事でもあります。

NTT東日本は、通信という社会基盤を支えながら、ICT、クラウド、セキュリティ、地域共創など幅広い事業を展開しています。経理・財務は、各事業の収益性や投資効果を確かめ、必要な資金を管理し、会社全体の健全な事業運営を支えます。また、AIやDX技術を活用した業務の改善、保有する土地や不動産の有効活用にも関わります。

このページでは、NTT東日本の経理・財務が担う仕事と、学生時代の経験から生かせる知識や力を紹介します。

経理・財務の仕事

会社の信用と事業を守る

経理・財務の基本となるのは、会社のお金や取引を正しく把握し、健全な事業運営を支えることです。会社の活動によって生じる取引を会計情報として整理し、決算や税務申告につなげます。正確な財務情報を社内外へ示すことは、会社の状況を分かりやすく伝え、これまで築いてきた信用を守ることにもつながります。

NTT東日本のように通信設備を広い地域で保有し、多様な事業を展開する会社では、日々多くの取引が発生します。経理・財務は、単に伝票を入力するのではなく、各部門で行われた処理が会計や税務のルールに沿っているかを確認し、社内やグループ会社からの相談にも対応します。税務調査や会計監査では会社の窓口となり、必要な説明や調整を行います。

数字を一つずつ正確に扱うことは、社会インフラを担う企業の安定した運営を支える土台です。目立ちにくい業務であっても、日々の積み重ねが、お客さまや地域にサービスを届け続ける力になります。

資金と数字で判断を支える

経理・財務は、会社の現状を整理するだけでなく、これからの事業や経営の判断も支えます。事業計画をつくり、実績との差を確認する予実管理、事業ごとの収益性分析、投資効果の検証などを通じて、数字の面から課題や選択肢を示します。新しいサービスや事業へ投資する際には、必要な費用、将来の収益、想定されるリスクを整理し、事業部門や経営層が判断するための材料をつくります。

資金業務では、日々のお金の出入りを管理し、収支や設備投資の計画と連動させながら、必要な資金を確保します。また、電気通信事業に関する原価情報を整理し、経営に必要な情報を提供する役割もあります。

重要なのは、数字を計算して終わるのではなく、「なぜこの結果になったのか」「次にどのような判断が必要か」を考えることです。通信、ICT、地域共創など、異なる事業を理解し、事業部門と対話しながら、数字を未来の行動につなげます。

資産を地域の価値に変える

NTT東日本は、通信サービスを提供するため、東日本各地に土地や不動産、通信施設などの資産を保有しています。経理・財務の仕事には、こうした資産を正しく管理するだけでなく、事業や地域にどのように生かせるかを考える役割もあります。

使われ方が変化した土地や建物について、現状や将来性を整理し、再開発や利活用の可能性を検討します。検討にあたっては、収益性だけを見るのではありません。通信設備としての役割、地域の特性、周辺の事業や暮らしとの関係など、複数の条件を踏まえる必要があります。経理・財務の知識に加え、不動産や事業に関する専門性を持つ人と協働し、会社が保有する資産を新しい価値へ変えていきます。

会社の資産を有効に活用できれば、事業への貢献だけでなく、地域の活性化にもつながります。数字や資産を管理する立場から、事業の成長と地域の未来の両方を考えられることは、NTT東日本の経理・財務ならではの仕事の広がりです。

仕事に生かせる知識と力

正確さと対話を組み合わせる

経理・財務では、簿記、会計、税務、金融などの知識が仕事を考える土台になります。財務諸表を読み、数字のつながりや変化を捉える論理的な分析力も重要です。一方で、専門知識だけで仕事が完結するわけではありません。数値の背景にある事業や現場の状況を理解し、関係者と認識をそろえながら進める力が求められます。

学生時代に簿記を学んだ経験、ゼミで企業の財務諸表を分析した経験、研究や課題で複数のデータを比較した経験は、仕事との接点になります。また、サークルやアルバイトで予算を管理した経験、間違いがないよう確認を重ねた経験、異なる意見を持つ人と調整した経験も生かせます。数字を正確に扱う責任感と、分からないことを調べて学び続ける姿勢が大切です。

NTT東日本の経理・財務は、通信設備や多様な事業、グループ会社に関わる幅広いテーマを扱います。最初からすべてを理解している必要があるということではなく、担当する業務の目的を考え、事業部門や専門家と対話しながら知識を深めることが重要です。正確さ、分析力、コミュニケーション力を組み合わせ、数字から会社の次の行動を支える仕事です。

経理・財務は、会社のお金や取引を正しく整理し、決算、税務、資金管理などを通じて健全な事業運営を支える仕事です。同時に、予実管理や収益性分析、投資効果の検証を通じて、事業や経営の判断を数字の面から支えます。さらに、土地や不動産などの資産を地域や事業の新しい価値へ変える役割も担います。

NTT東日本では、通信という社会基盤に加え、ICT、クラウド、セキュリティ、地域共創など、多様な事業と向き合います。数字の正確さを守る力と、数字の背景にある事業を理解する力の両方が必要です。経理・財務の一つひとつの判断や改善が、会社の信用、事業の成長、地域への継続的な価値提供につながります。

学生の皆さんも、企業の財務諸表を見て数字の変化を考えることや、身近な活動の予算を管理することから、この仕事への理解を深められます。学生時代に培った、丁寧に確認する姿勢、データを読み解く力、周囲と協力する力は、経理・財務の仕事につながっています。